Makuake先行販売「刀剣ときもの文化の融合「刃文布」を世界に広げる活動、刃文布武プロジェクト
染色工房アトリエ・フジコウの藤井裕也です。このたび新商材開発型のクラウドファンディングにて、刀剣ときもの文化のリミックス、新発想から生まれた「刃文布」を活用したプロジェクトを立ち上げ2023年12月13日より75日間Makuakeに挑戦いたします。 京都二条より移転して5年目の工房のある山科盆地は京都のベッドタウンとして宅地開発が進み、地域の歴史的価値や風情が洛中洛外ほど充分に認識されていないと感じています。その魅力を探っているタイミングで、2022年春に刀剣の里、岡山県瀬戸内市の事業者様よりご依頼があり刀鍛冶安藤広康刀匠のアドバイスの元誕生した「国宝太刀無銘一文字(山鳥毛)」の刃文の帯生地を手掛けました。その経験を通し地元の刀剣文化に目を向けました。京都には粟田口があり優れた刀工の歴史的背景や山科古代たたら遺跡、祇園祭の長刀鉾鉾頭の初代薙刀を打った平安時代の刀鍛冶三條小鍛冶宗近の史跡など工房のある地元には玉鋼と刀、和鉄の文化が豊かに息づいてました。
刀剣をテーマにした大人気オンラインゲームの影響もあり、三條小鍛冶宗近の小狐丸伝説を特に身近に感じ更にこの地域の魅力を再発見しました。
備前長船から始まった刀剣生地の研究開発が地元の刀剣文化に目を向け再び全国のお刀鑑賞や歴史探訪につながり今回の「刃文布武プロジェクト」に育ちました。
そして工房創立の60年の節目に多くの方のお力添えもありプロジェクト化することが出来ました。
「刀剣テーマのきものや帯をぜひ作って欲しい」といったご依頼から掘り下げると本来の作家として絵を描き染めるのみならず生地や素材から考え制作しなければ前に進まないことに直面、創意工夫を重ね独自のテキスタイルを生み出しました。
刃文布と名付けた生地から生まれた作品を広げることを「刃文布武プロジェクト」とし活動をスタート。
刃文布のモチーフである「刃文」とは日本刀に焼きを入れることで生まれる白く波のような文様のこと。日本刀の美術的価値を楽しむ鑑賞の大切なポイントです。
その刃文の美しさに惚れこんだ藤井裕也が刃文の文様として研究を続け独自草稿をまとめプロデュース、柴田織物さまが「+S」縫取り担当した染色工房アトリエ・フジコウ創立60周年企画です。
およそ10の商品開発したプロダクトで応援購入を募ります。
Makuake公開からおよそ6月までは一般販売はできません。また従来のお取引き先さまの商社やきもの専門店様の作家展開の展示会においては市場に出しても「刀剣テーマ」で非常にご理解が難しいという作り手側の判断と日本刀の刃文によせた異素材、ポリエステル糸を多く使用していることもあり「正絹」ではないため基本呉服の現場に出さない商材となりますので小物からのテストマーケティング扱いとしてご理解の程お願い申し上げます。
大ヒット企画に育ちましたら、扱いのご検討も宜しくお願い申し上げます。
気になる方是非Makuakeの先行販売で応援購入をお願いします。
初日スタートダッシュのご協力も併せてお願い申し上げます!!